こんにちは。
心のままにそのままに自由に生きる私になる
カウンセラーのつぐ美です。
本日はココロノマルシェに寄せられたご相談に回答させて頂きます(^^)
根本裕幸カウンセラーのお弟子カウンセラー達がそれぞれの視点でご相談に回答致します。無料の相談掲示板です。お気軽にココロノマルシェへご相談をお寄せくださいませ。
ご相談内容
ご相談者:あめさん
こんにちは。
同棲を開始したいのですが、特に金銭面について相手と話し合うことに抵抗があります。
これを克服し、楽しく同棲ができるようになりたいと考えています。
アドバイスをいただけますと幸いです。
▼背景
彼氏と交際を始めて一年が経ち、そろそろ同棲しようという話になりました。
そこで、同棲前に考えた方がいいことをネットで調べ、ざっくりと話し合いを行いました。
(子どもが欲しいか、キャリアをどうするか、大事にしたいことがあるかなど)
最初はこれを話すのも怖かったのですが、相手が話しやすい雰囲気を作ってくれたおかげで無事乗り越えられました。
今後は、具体的に金銭面をどうするかなどを詰めていく予定ですが、考え出すととてもつらい気持ちになってしまい悩んでいます。
私は昨年末に正社員だった会社を辞めてフリーランスとして活動を始めたばかりで、ほぼ収入が無い状態です。
現在は貯金を切り崩して生活しています。
(貯金を切り崩して生活しているのは、相手も知っています)
▼感じていること
劣等感や無力感、怖さなどを感じてしまっています。
不安定で当てにならない収入の自分は、相手に迷惑を掛けてしまうと強く感じてしまいます。
彼が主に仕事を頑張り収入を上げ、私はほどほどにする方法でもありだと言ってくれているのですが、それは怖いです。
それは相手の持ち物を奪ってしまうのと同じことなのでは?という感覚もあります。
また、これは勝手な想像ですが、自分がお金を使おうとするたびに許可をもらわなくてはいけないかと思うとそれは嫌です。
かといって、すぐに自分が会社員時代ほど稼げる自信もありません……。
相手にひそかに競争心も持ってしまい、悔しい思いもあります。
ある程度事業立ち上げができたら、派遣やアルバイトを始めるのも視野に入れた方がいいのかなと考え始めていますが、できればライフワークひとすじで頑張りたいです。
▼その他の情報
相手と私について補足情報を記載します。
・相手と私の年齢:30代前半
・相手について:
一人暮らし。与える姿勢を常に持っており、思いやりがある方。
話をきちんと聞いてくれて、自分の意見も言ってくれます。
・私について:
一人暮らし。
不器用で昔から自信を持つことが苦手な傾向あり。
去年末に会社員を辞め、ライフワークを実現しようとしています。
父は会社員、母はパート、そこに弟という環境で育ちました。
母はいわゆるスーパーおかんです。昔はぶつかってばかりでしたが、今は仲は良いです。
父は優しいですが、私の現状を心配しています。
家族仲は良い方かと思います。
わがままで未熟な自分だなと、ここまで書いて改めて痛感しました。
そして、これを認めて相手に見せるのが本当に嫌なんだなと実感しています……。
まとまりなく長々と失礼しました。
お力を貸していただけますと幸いです。よろしくお願いします。
【原文はこちら▽】
あめさん、こんにちは。
カウンセラーのつぐ美と申します。
この度はご相談をお寄せ頂きありがとうございます(^^)
彼さんと同棲を開始されるんですね。
生活を共にするとなると、金銭面や生活面やお互いの価値観をいろいろと話し合うことありますよね。
同棲前に考えたほうがいいことをを調べて、お二人で話し合いをされたとのこと、
あめさんも彼さんもとても誠実でお二人の生活を大切にしようとされているお気持ちがとってもステキだな~と感じました(^^)
怖さを乗り越えての話し合い、あめさん頑張りましたね!
大切な人と踏み込んだ話をするって、勇気がいりますよね。
とってもドキドキしながら話し合いをされたんじゃないかなと思います。
彼さんが話しやすい雰囲気を作ってくれたのもステキですが、あめさんの頑張りにも拍手です(^^)
そんなステキなお二人が楽しく同棲生活が送れるよう、応援させてもらいたいと思い回答させて頂きますね。
私がご相談文を読んで始めに思ったことは、
>わがままで未熟な自分だなと、ここまで書いて改めて痛感しました。
おぉ!あめさん、ライフワークの実現に向けて順調ですね!
と思いました。
ライフワークってわがままに生きることだと私は思っています。
ライフワークって究極のところ、「これはしたくない、これがやりたい」って
自分の好きを追求し、やりたくないことをやらないことだと思っているからです。
そうなると、どうしても自分の「欲」に素直になっていく必要がありますよね。
それをあめさんの言葉で言うと「わがまま」になるんじゃないかと思います。
あめさん会社員を辞めてライフワークを実現するって決めたってことは、自分らしく生きていくって決めたってことなのかな?と思いました。
ご自身のわがままを自覚されたってことは、あめさんがライフワークの実現に順調に進んでいる証拠だな~と思ったんですね。
今までの会社員時代は自分の「欲」を抑えながらお仕事をしてきたこともあったかと思います。
だからこそ、今の状態がわがままに見えてしまうのは無理ないかと思います。
始めたばかりですもの、わがままで未熟な自分に慣れなくて当然かと思います。
わがままで未熟でオッケー!
わがままであるからこそ、ライフワークに進んでいけるんだと思います。
それに自分の未熟を認められるって謙虚に学び続けることができる長所でもありますしね。
>そして、これを認めて相手に見せるのが本当に嫌なんだなと実感しています……。
わがままで未熟な自分を許せてないと、相手に見せるって嫌ですよね。
相手への競争心もあるとなると、ますます見せられなくなってしまいますよね。
そして、競争相手から助けてもらうわけにはいきませんよね。
あめさんは彼さんに限らず、誰かに競争心を感じた事って今までありましたか?
ご相談文からは、スーパーおかんや弟さんかな?と推測されますがいかがでしょうか。
カウンセリングでしたら、スーパーおかんとぶつかっていた内容や弟さんとの関係などを詳しくお聴きしたいところです。
過去の競争で負けた経験をしていたのなら、それは傷となり、無価値感を感じるようになります。
スーパーおかんと比較して自分を下に感じてしまうこともあったかもしれません。
無価値感は「私は愛される価値がない」という思い込みです。
>不安定で当てにならない収入の自分は、相手に迷惑を掛けてしまうと強く感じてしまいます。
と、強く感じるのも無価値感からきているのではないかと思います。
無価値感があると、何かを持っていないと価値があると認められないものです。
そのため、持っている相手に劣等感を感じ、競争心を抱きます。
競争心を持っている方は、向上心があって成長していくことができる長所あります。
それをポジティブに活かせれば、仕事やスポーツの場などでは大いに役立つ長所だと思います。
なので、 あめさんの情熱的な競争心は、ライフワークを実現するエネルギーとして使っていくといいと思います。
しかし、パートナーシップという関係において競争心があると、
パートナーが与えてくれる愛を受け取れなくなってしまうんです。
>また、これは勝手な想像ですが、自分がお金を使おうとするたびに許可をもらわなくてはいけないかと思うとそれは嫌です。
これも、相手への競争心で主導権が相手にあることが嫌なのかなと感じました。
許可をもらうって、相手を上に見ている状態ですよね。
あめさんはどう思われますか?
同棲となると一緒の時間が長くなる分、生活のあらゆることで相手との違いを知ることとなると思います。
競争心があると、正しい、間違っているの争いやこうじゃない、ああじゃないと生活のあらゆるところで衝突がおこるかと思います。
同棲生活を始めると彼さんと話し合う機会も多くなるかと思います。
話し合いへの抵抗に気づかれた今、彼さんへの競争心をゆるめて、楽しい同棲生活を送る為にできることをやっていきましょう^^
競争心をゆるめる
あめさんは彼さんのことを
> 与える姿勢を常に持っており、思いやりがある方。
話をきちんと聞いてくれて、自分の意見も言ってくれます。
と、彼さんのステキなところを見れていますよね。
そうは思えないと思われるかもしれませんが、あめさんにも同じ良さがあるんです。
自分にもその要素があるから感じられるんですね。
それを心理学では「投影」といいます。
私たちは自分というフィルターを通して、外の世界を見ています。
それは「人」であったり、「問題」であったり、自分がその投影するものにどんな見方をするのかは、自分がどんな感情(フィルター)を通してみているのかで見方が変わります。
つまり、自分の中にあるものが相手の中に見えるという見方です。
競争心は、相手の中にある「良さ」を見つけることができるからこそ起きる感情です。
だから、競争心を全てなくそうとしなくていいと私は思います。
あめさんは相手の「良さ」を見つけることができる人なんです。
その「良さ」は、自分の中にも「ある」ものなんだけど、相手と比べて劣等感を感じるからしんどい競争心が生まれます。
私は人からよく、優しいねと言ってもらうことがあるんですが、
「優しい人ってたくさんいるし、〇〇さんのほうがもっと優しいから、私は優しくない。」
と思っていました。
そんな時にふと思ったんですね。
優しさの勝ち負けってあるのかな?
誰かよりも優しくないからって、優しさが「ない」わけではないよな。
それにその基準って勝手に自分が決めてる基準だし、その基準を言語化しようとしたらできないんですよね。
例えば、
電車で席を譲ったから、優しさ20点。
友達の相談をきいてあげたら、50点。
なんてものはないのです。
自分の価値や魅力や長所って、誰かと比較するモノじゃないんですよね。
ただ、自分の中にもある。
それを自分が認めてあげられるか、あげられないかの違いなんだなと思ったんです。
「彼は与える姿勢もあるし思いやりもある。それって、私にもあるものなんだなぁ。」
「話をきちんと聞いてくれて、自分の意見も言ってくれるよな。それも私にもあるステキなところだよな~。」
みたいな感じです。
あめさんが彼さんに迷惑かけてしまうって強く感じちゃうのも、相手の持ち物を奪うのでは?と感じちゃうのも彼さんを思いやっている心があるからから感じるんですよね。
彼さんと話し合いができたのも、あめさんも彼さん同様に話をきちんと聞く姿勢があり、あめさんの意見も言ったから成立したんじゃないでしょうか。
話し合いって一方通行では話し合いになりませんから。
ほら、あめさんにもあるでしょう?
こんなふうに彼さんの「良さ」を見つけることで、あめさんの「良さ」を見つけるという視点を持ってみるのはいかがでしょうか。
自分の価値や魅力や長所を認めてあげることは無価値感を癒やします。
自分にも価値はあるんだと、自分が認められると自信もつきやすくなっていきます。
そうして、競争心がゆるみ相手と争う必要がなくなっていきます。
さらに彼さんの価値や魅力や長所を見つけることで、彼さんへのリスペクトも生まれるかと思います。
彼さんの「良さ」を見つければ見つけるほど、それはあめさんにも「良さ」になります。
今、充分に彼さんの良さを見つけてられているあめさんなら、まだまだたくさん見つけることができそうです(^^)
そして、その「良さ」を自分のものとして受け取ってみてください。
応援させてあげるという視点を持つ
彼さんはあめさんの状況を知っていて同棲をスタートしようとしているんですよね。
>彼が主に仕事を頑張り収入を上げ、私はほどほどにする方法でもありだと言ってくれているのですが、それは怖いです。
彼さんはあめさんを応援したいと思ってくれているんだなぁと感じました。
実際どうでしょうか?
彼さんはあめさんのライフワークを実現したいと思っていることについて、彼さんがどう思っているか聞いたことはありますか?
私もカウンセラーという形でクライアント様を応援させてもらっているのですが、誰かを応援するってとてもエネルギーが湧いてくるな~とやればやるほど感じるんです。
あめさんは誰かを応援して、エネルギーが湧く経験ってありますか?
例えば、
・推しに課金して応援する
・オリンピックや世界大会などでスポーツ選手を応援する
・彼さんの仕事がうまくいくよう応援する
・会社の後輩を仕事ができるよう応援する
応援するって、される側もエネルギーをもらいますが、応援する側もエネルギーが湧いてくるんです。
彼さんがあめさんを応援することが、彼さんのエネルギーになって仕事で頑張る意欲を与えてあげることになるんじゃないでしょうか。
ちなみに私もあめさんと彼さんの力になりたい!と応援したくてとご相談文を読んだときにエネルギーが湧いてきて、燃えたぎりましたもの(^^)
そんな視点をもってみるのはいかがでしょうか。
***
これは、想像なんですがあめさんは一人でずっと頑張ってこられたんじゃないかなと思います。
こうして、ココロノマルシェにご相談を寄せてくださったのは、とても大きな1歩だと思うんです。
彼さんとの関係のさらなるステップアップは、
あめさんはもう1人で頑張らなくてもいいんだよ、
誰かに助けてもらいながらライフワークを実現していいんだよ、
と教えてくれるタイミングだったのかもしれません。
彼さんとの楽しい同棲生活を過ごされ、ライフワークを実現されることを心から応援しています♪
この度はご相談をくださり、本当にありがとうございました!
カウンセラーのつぐ美でした。
1人でやることが難しければ、カウンセリングで一緒にやりましょう!
気軽につながって頂ければ幸いです。
ただ今、カウンセリング募集中です♡
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